NECは、18年ぶりとなる欧州大会本大会のホーム初戦を勝利で飾れなかった。ゴッフェルトスタディオンでレフスキ・ソフィアを相手に優勢に試合を進めたが、チャンスをより効率的に生かした相手が勝ち点1をブルガリアへ持ち帰った。結果は1-1。NECの唯一の得点は、GKスヴェトスラフ・ヴツォフのミスから生まれたチャロン・シェリーのゴールだった。
NECはホームの観客の前で力強い立ち上がりを見せ、序盤からスタンドを何度も沸かせた。シェリーが危険なシュートを放ち、その直後にはクレマン・ビショフがゴール前に飛び込んだが、レフスキの守備陣が間一髪で対応した。
好プレーを見せていたビショフは、その後もシェリーへのクロスで存在感を示す。シェリーのヘディングはヴツォフが見事にセーブし、こぼれ球を拾ったケヴィン・ケルスのシュートも枠の上へ外れた。GKにとっては胸をなで下ろす場面となった。
元フォルトゥナ監督のフリオ・ベラスケスが率いるレフスキは、その後徐々に試合の流れをつかみ、NECが与えたスペースへ入り込む場面を増やした。エヴェルトン・バラが先制点を奪ったかに見えたが、オフサイドと判定された。
それでも前半終了10分前、ブルガリアのチームが先手を取る。GKヴツォフの鋭いパスがレイナルドに届くと、レイナルドはペル・スフールスを強さと速さで振り切り、さらにゴンサロ・クレッタスも巧みにかわした。スコアは0-1となった。
NECは後半も力強く入り、明らかに優勢だった。しかし、立て続けに訪れたチャンスをシェリー、ノエ・ルブレトン、タディッチが生かせず、デヴェロン・フォンヴィルの至近距離からのヘディングもわずかにゴールとはならなかった。
後半半ば、ついに同点弾が生まれる。ヴツォフが不用意にシェリーの足元へボールを出すミスを犯し、今度はスリナム出身のベテランが決めて1-1。NECはすぐに逆転を狙い、タディッチがシュートを放ったが、辛うじて阻まれた。
ディック・スフロイデルのよく知られたリスクの高い戦術もあり、ブルガリアのチームによるカウンターの脅威は常につきまとった。アームストロング・オコ=フレックスが突然クレッタスの目の前に現れた場面も、その一例だ。GKは見事な反射神経で、試合の流れに反する1-2を防いだ。
終了間際、NECはもう一度激しく攻め立てた。ブライアン・リンセンの強烈なシュートをヴツォフがセーブすると、続くデニス・ガイガーの強烈なミドルシュートも防いだ。





