南野拓実所属のモナコ、新指揮官ヒュッターの就任発表！フランクフルト時代に長谷部誠や鎌田大地を指導

モナコは、アドルフ・ヒュッター監督が新指揮官に就任したことを発表した。

昨夏に南野拓実が加入したモナコは、昨シーズンのリーグ・アンを6位で終えて新シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃す。これを受け、先月にフィリップ・クレマン監督を解任し、新指揮官を探していた。

新指揮官の候補には、ザルツブルクで南野を指導したジェシー・マーシュ監督や現在ザルツブルクを指揮するマティアス・ヤイスレ監督らの名前が挙がっていた。

そんな中4日、モナコはヒュッター監督の就任を発表。双方は2025年夏までの2年契約を締結している。フットボールディレクターを務めるチアゴ・スクーロ氏は、公式ウェブサイトで「アディ・ヒュッターをモナコに迎えることができてとても満足している。アディはこの数年間、異なるリーグで評価を高めてきた。豊富な経験とリーダーシップなどのクオリティはまさに次のレベルを目指す私たちが探していたものだ」と期待を口にした。

ヒュッター監督はこれまでにザルツブルクやヤング・ボーイズなどで指揮し、2018年から3シーズンにわたってフランクフルトで長谷部誠や鎌田大地を指導して2019年にはヨーロッパリーグベスト4にチームを導く。2021年夏から1シーズンの間、ボルシア・メンヒェングラートバッハの指揮官を務めたが、この1年間は無所属の状態だった。