カナダ代表のジェシー・マーシュ監督は、マンチェスター・シティの財務規則違反について持論を展開した。
2009年~2018年の間に少なくとも115件の財務違反疑惑があったとされ、2023年2月にプレミアリーグから告発されたマンチェスター・C。リーグ側は正確な財務情報や選手・コーチへの報酬詳細の未提出、さらにはUEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)規則およびリーグ独自の収益性・持続可能性に関する規則(PSR)への違反を指摘したが、クラブ側は一貫してこれらの疑惑を否定していた。
その後、審理は独立委員会に委ねられると、2024年末に独立審問が終了。それから2年近くが経過した29日、独立委員会が9シーズンにわたって収益を総額8億3000万ポンド(約1718億円)水増ししていたことを指摘しつつ、重大な違反に関連するすべての容疑で有罪認定したことを明かしている。
2日にはFA(イングランドサッカー協会)も声明を発表した他、マンチェスター・C側が不服申立てを行ったことでさらなる長期化が懸念される今回の事件。現カナダ代表指揮官であり、2022年2月~2023年2月までリーズを率いた経験を持つマーシュ監督は、自ら指揮を執った時期にも「不公平な状況」があったと語った。
「マン・シティは厳しく罰せられるべきだと思う。降格処分を受けるべきだ。そして、誰もがその事実を知っていたはずだ。みんなわかっていたんだ」
「あの夏(2022年)、黒字を計上したと公表したのは、我々(リーズ)とマン・シティの2チームだけだった。我々の場合は実際に利益が出ていた。ラフィーニャやカルヴァン・フィリップスを売却したからね。補強にかかった費用を差し引いても、手元にはかなりの資金が残っていた。当時の我々には、資金を節約せずにいられるような財政的余裕はなかった。オーナー陣にそれほどの資金力があったわけでもない。一方でマン・シティが同じことを言ったとき、私は文字通り『冗談だろ? 何かの悪ふざけか?』と思ったものだ」
「彼らがアーリング・ハーランドを5200万ポンドで獲得したと発表したときも、『なるほどね!』という感じだった。そこに矛盾があることは分かっていたが、どうしようもないことだ。ただ両手を広げて、『これがサッカーというものさ』と受け入れるしかないんだ」






