ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、マンチェスター・シティの財務違反疑惑について持論を展開した。
2009年~2018年の間に少なくとも115件の財務違反疑惑があったとされ、2023年2月にプレミアリーグから告発されたマンチェスター・C。リーグ側は正確な財務情報や選手・コーチへの報酬詳細の未提出、さらにはUEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)規則およびリーグ独自の収益性・持続可能性に関する規則(PSR)への違反を指摘したが、クラブ側は一貫してこれらの疑惑を否定していた。
その後、審理は独立委員会に委ねられると、2024年末に独立審問が終了。それから2年近くが経過した25日、『The Athletic』はプレミアリーグ側が提起した115件の告発の内、114件が違反認定を受けたと報じている。制裁内容はまだ決まっていないが、クラブ側は上訴することが見込まれている。
有罪が確定した場合の制裁内容などサッカー界全体が注目する今回の問題だが、以前から“ファイナンシャル・ドーピング”として批判を展開してきたテバス会長がSNSで持論を展開。2017年9月にマンチェスターで開催されたイベント「Soccerex」に登壇した際の発言を振り返りつつ、すべてのクラブに同一のルールが適用されるべきだと主張している。
「経済的な持続可能性とは、単なる官僚的な手続きのことではない。財政管理は気まぐれで行うものではないんだ」
「クラブは基本的に、自ら生み出せるリソースの範囲内で競争すべきだと主張することは、特定のクラブに反対することとは違う。それは“モデル”を擁護することだ。その“モデル”とは、競技面での成功が資金的な後ろ盾で決まるのではなく、最も優れた経営を行い、より多くのリソースを生み出し、より良いチームを築き、そして他のすべてのクラブと同じルールを尊重しているかによって決まることなのだ」
「この立場を貫いたことで、私は多くの批判を浴び、少なからぬ苦労もしてきた。しかし、2017年にマンチェスターで抱いた考えは、今も全く変わっていない。たとえ代償を伴うとしても、守るべき原則というものがある。私にとって、この原則はまさにその1つなのだ」
「それから9年近くが経った今、マンチェスター・Cが告発された115件の財務規則違反のうち、114件が違反として立証された。まだ道のりは残っている。どのような制裁が下されるかは未定だし、手続きも終わっていない。しかし今回の一件は、フットボールの健全性と持続可能性を守るために経済的な管理、透明性、そしてすべてに適用される公平なルールがいかに不可欠であるかを改めて浮き彫りにした」
「我々はこれからもそれらの原則を擁護し続ける。2017年当時と変わることなく」

