コパ・リベルタドーレス2023決勝が4日に行われ、フルミネンセ（ブラジル）が初優勝を果たした。
マルセロやガンソ、フェリペ・メロを擁するフルミネンセはボカ・ジュニアーズ（アルゼンチン）と対戦。ボカはエディンソン・カバーニやセルヒオ・ロメロらが先発した。
36分にフルミネンセが先制。右サイドからの折り返しをヘルマン・カノが右足で合わせ、先制点をもたらした。前半はフルミネンセリードで終えるが、72分にルイス・アドビンクラがミドルシュートを叩き込んで試合を振り出しに戻す。90分で決着せず、試合は延長戦に突入する。
99分にフルミネンセが勝ち越しに成功する。ケノが頭で落としたボールに合わせ、ジョン・ケネジが豪快な一撃を叩き込む。しかし、ケネジはその後のゴールセレブーションで2枚目のイエローカードを受けて退場に。フルミネンセは10人でリードを守ることを強いられる。
終了間際、ボカにも退場者が出て10人同士の戦いとなるが、フルミネンセが2-1と逃げ切り、初優勝。FIFAクラブワールドカップ2025の出場権を獲得した。また、マルセロにとっては通算25個目のタイトルとなっている。
