アルテ・フェルステライでの試合開始からわずか数秒。ヌワネリがウニオン陣内中央で、ベルリンのトム・ローテを荒々しく倒した。駆け寄った主審ダニエル・シュラーガーは、すぐさまドルトムントの攻撃的選手に毅然とレッドカードを掲げた。
しかし、どうやら退場を命じるつもりはなかったようだ。主審は左手を振ってそれを打ち消すと、右手でヌワネリにイエローカードを示した。ピッチ脇ではBVBのニコ・コヴァチ監督が笑みを浮かべた。
とはいえ、ヌワネリのスライディングタックルは退場になってもおかしくないものだった。19歳のイングランド人は勢いよく横から相手に滑り込み、ボールにはわずかに届かなかった一方、左足の足裏でローテの右足首を捉えた。接触した位置があと数センチ高ければ、シュラーガー主審は今度こそ意図してレッドカードを選んでいただろう。
ヌワネリに苦言、BVBのGKコベルはどう反応したか
カードを取り違えた珍しい場面について尋ねられたBVBのGKグレゴール・コベルは、Skyに「自分の目を疑った」と語った。スイス人GKは若いチームメートにも苦言を呈し、「あのファウルも際どかった。あんな入り方をする必要があったのかは分からない」と続けた。
ヌワネリは、新加入のヤニス・コンスタンテリアスが開幕節に十字靱帯断裂を負った後、夏にイングランド王者アーセナルFCから期限付き移籍でBVBに加入した。攻撃の複数ポジションをこなせる左利きの選手にとって、ベルリンでの試合はブンデスリーガ5試合目の出場となる。チャンピオンズリーグでも2試合に出場している。





