10日のラ・リーガ第8節、アトレティコ・マドリードは敵地メンディソロサでのアラベス戦を2-1で制した。
3週間という異例の長さのインターナショナルウィークを終えて、クラブサッカーが再開。3週間前にマドリーダービーを制して2位に浮上したアトレティコの今回の対戦相手はアラベスだ。同チームを率いるキケ監督は2010年にアトレティコをヨーロッパリーグ優勝(14年ぶりのタイトル獲得)に導いた指揮官でもある。
アトレティコはインターナショナルウィークの疲労とミッドウィークのチャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦を考慮したスタメン構成。GKオブラク、DFジョレンテ、ロメロ、ル・ノルマン、グリマルド、MFバリオス、コケ、ジョニー、FWジュリアーノ、ジョナサン・デイヴィッド、ルックマンを起用している。
前半、アトレティコはここ最近に実践している5トップ気味の攻撃でアラベスを押し込む。前線に右からジュリアーノ、バリオス(またはジョレンテが縦に抜ける)、ジョナサン・デイヴィッド、グリマルド、ルックマンの5枚が並び、アラベスのDFラインを横に間延びさせながら中央に攻め入るスペースを探した。
その攻撃が実を結んだのは、33分のことだった。左サイドに張るルックマンがすぐ右のグリマルドにパス。ボールを受けたグリマルドは中央のジョナサン・デイヴィッドとのワン・ツーからゴール前に抜け出して、左足のシュートでネットを揺らした。
先制したアトレティコだったが、前半終了間際に同点に追いつかれる。ペナルティーエリア内でル・ノルマンがトニ・マルティネスをつかんで倒したとしてPKの判定に。キッカーのルーカス・ボジェにシュートを決められた。
同点でハーフタイムを迎えたシメオネ監督は、ジョナサン・デイヴィッドとルックマンを下げてフリアン・アルバレスとバエナを投入。また57分にはバリオスとの交代でイ・ガンインもピッチに立たせた。
アラベスを押し込みながらも、なかなか勝ち越し点を奪えないアトレティコ。60分にはフリアン・アルバレスに強烈なタックルを見舞ったアンヘル・ペレスが一発退場となって数的優位に立ったが、その後もスコアを動かせない時間が続いた。10人となって、より守備に注力するアラベスからゴールを奪うのは逆に困難だった。シメオネ監督は71分、ジュリアーノをスルロットに代える。
バエナが決定機を迎えてもGKシベラの好守に遭い、さらに速攻からマリアーノのシュートを許して肝を冷やしたアトレティコ。緊張感ある状況が続いたが87分、ついに2点目を獲得する。左サイドのバエナが右足アウトサイドでクロスを送ると、ペナルティーエリア内まで上がっていたロメロがヘディングシュートでネットを揺らした。アトレティコは今度こそ1点リードを守り切っている。
4連勝のアトレティコは勝ち点19で2位に位置。同日にヘタフェ戦に臨む首位バルセロナとの差を2に縮めている。





