アストン・ヴィラが新FW獲得！コロナ禍の中、最大46億円とクラブ最高額更新

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】前線に悩みを抱えるアストン・ヴィラ（プレミアリーグ）は、クラブ史上最高額でブレントフォード（チャンピオンシップ）のオリー・ワトキンスを獲得した。

アストン・ヴィラは、クラブ史上最高額でFWオリー・ワトキンスをブレントフォードから獲得したことを発表した。

昨シーズンにプレミアリーグに復帰したアストン・ヴィラは、最終節で残留圏の17位に滑り込み、新シーズンもイングランド1部での戦いを続けることが決まった。しかし、昨シーズンのリーグ戦41得点のうち、FWのゴールは6ゴールのみ。さらに、5ゴールを奪ったウェズレイは膝の重傷から復帰できておらず、今夏の移籍市場で新ストライカーの獲得が求められていた。

そして、新シーズン開幕まで数日に迫った9日、アストン・ヴィラはストライカーの獲得を発表。昨シーズン、昇格プレーオフ決勝でフラムに敗れたブレントフォードでリーグトップタイの26ゴールを挙げたワトキンスを、マティー・キャッシュに次ぐ2人目の新戦力として迎え入れることが決まった。

なお、移籍金は2800万ポンド（約39億円）とされており、昨夏のブラジル人FWウェズレイ獲得時に支払った2200万ポンド（約30億円）を上回り、新型コロナウイルスによる影響を受ける中、クラブ史上最高額を更新。また、今回の移籍金はパフォーマンスに応じて最大で3300万ポンド（約46億円）まで増額されるようだ。

自身がブレントフォードを指揮していたときの教え子に当たるワトキンスとの再会が決まったディーン・スミス監督は、「オリーはこの国で最も注目を集めるストライカーの1人に成長した。ヴィラのユニフォームを着て、彼の最高のクオリティを見られることを楽しみにしている」と期待を寄せ、一方の同選手も指揮官との再会を喜び「ここで特別なことを成し遂げたい」と抱負を口にした。

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