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マルティネッリ2発のアーセナルがエヴァートンに4発快勝でリーグ3連勝!冨安健洋は出場せず

現地時間1日、イングランド・プレミアリーグは第7節延期分が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにエヴァートンを迎えた。

消化試合が1試合少ない状態で2位マンチェスター・シティと勝ち点2差の首位に立つアーセナル。このエヴァートン戦に勝てば差を「5」に広げられるため、悲願のリーグタイトルに向けて勝利がマストの試合といえた。

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出場すればアーセナルでの50試合目という節目を迎える冨安はエンケティアやスミス・ロウ、トーマスらとともにベンチからのスタート。前線はトロサール、サカ、マルティネッリの組み合わせで、右サイドバックにはホワイトが入った。

立ち上がりからボールを支配し、エヴァートンゴールへと迫るアーセナル。しかしエヴァートンもしっかりとゴール前を固め、アーセナルに決定機を許さない。

やや手詰まり感があり、逆にエヴァートンにカウンターからチャンスを作られていたアーセナルだが、40分に均衡を破る。エリア内右でジンチェンコからの鋭い縦パスを受けたサカが素早い反転から右足を振り抜くと、強烈なシュートがニア上に突き刺さり、アーセナルが先制に成功した。

さらにアディショナルタイムには、ウーデゴールが一度はボールを失ったものの、サカがすぐさまボールを奪い返し、抜け出したマルティネッリがネットを揺らすもオフサイドの判定。しかしVARの結果、オフサイドは取り消しとなりゴールが認められた。

2点リードで後半を迎えたアーセナルは、ジョルジーニョに代えてトーマスを投入。2点を追うエヴァートンも、ゲイエに代えてホルゲイトを投入して巻き返しを図る。

さらに61分、モペイとコールマンを下げてグレイとゴッドフレイを投入したエヴァートンは直後に決定機。カウンターからマクニールがドリブルで仕掛けてエリア内左からシュートを放つも、ここはGKラムズデールがしっかりと反応してはじき返した。

ピンチを脱したアーセナルは71分、ジャカのパスで左サイドを抜け出したトロサールの折り返しを、ゴール前に走り込んだウーデゴールが押し込み決定的な3点目を奪う。

直後にトロサールとジャカを下げてエンケティアとトーマスを投入したアーセナルは80分、ジンチェンコのパスをエリア内左に流れて受けたエンケティアが折り返すと、ニアサイドに飛び込んだマルティネッリが合わせて4点目。

ダメ押しゴールを挙げたアーセナルはサカとジンチェンコを下げてスミス・ロウとティアニーを投入。冨安の出場機会こそなかったものの、最後までエヴァートンにゴールを許さなかったアーセナルが、クリーンシートでリーグ3連勝を飾った。

■試合結果

アーセナル 4-0 エヴァートン

■試合結果

アーセナル:サカ(40分)、マルティネッリ(45+1分、80分)、ウーデゴール(71分)

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