FW、ブンデスリーガ残留を優先
クリストファー・エンクンクは自身の将来について早くも意向を明らかにし、事実上、ACミラン復帰の可能性を閉ざした。28歳のFWは2026-27シーズンに好スタートを切り、わずか8試合で4ゴール2アシストを記録している。レンタル契約には2800万ユーロの買い取りオプションが含まれており、決定権はライプツィヒにあるが、エンクンクは契約する用意があると認めた。自身は満足している一方で、最終的な判断は交渉に関わる両クラブに委ねられるとしている。
『Bulinews』が引用した『シュポルト・ビルト』の最近のインタビューで、エンクンクは「シーズンが始まったばかりだ」と説明した。Bulinews「この話し合いには複数の当事者が関わっている。何より、シーズン終了時にクラブ同士が合意しなければならない。だから、僕だけで決められることではない。でも、もちろん、もっと長くここに残ることは十分に想像できる」
イタリアとロンドンでの苦闘
エンクンクがドイツ残留を望む背景には、2023年にライプツィヒを離れてからの苦しい時期がある。5200万ポンドという高額の移籍金でチェルシーに加入したが、加入直後に重度の膝の負傷を負った。スタンフォード・ブリッジでは十分な活躍を見せられず、チェルシーでの2シーズンは62試合で18ゴールにとどまった。
続く2025-26シーズンのACミラン移籍でも、完全復活は果たせなかった。公式戦35試合に出場したものの、得点はわずか8にとどまった。
Getty Imagesライプツィヒは今も特別な場所
レッドブル・アレーナへの復帰は、エンクンクが切実に求めていた精神面、キャリア面での再出発となった。ライプツィヒでの最初の在籍期間は、172試合で70ゴールを挙げたキャリア最高の時期であることに疑いはない。フランス人FWは、再び安定して最高のプレーを見せるために必要なのは、ライプツィヒならではの環境だと考えている。
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チームへの愛着について、エンクンクは「ライプツィヒとRBでは、キャリアでも人生でも、とても大切な瞬間を経験した」と続けた。「あの4年間は本当に楽しかった。ファンがどれほど僕を愛してくれているかも感じるし、家族のような雰囲気も感じる。それは僕にとって大切なことだ。とても幸せだし、この街でもクラブでも、すごく居心地がいい。以前ここにいたから、すべてを知っている。僕にとって特別な場所だ」
フランス代表復帰への意欲とジダンへの憧れ
エンクンクはインタビューで、フランス代表への復帰を目指す意欲も語った。最後に同代表でプレーしたのは昨年11月だ。「夢という言葉は適切ではないけれど、今の僕の明確な目標だ」とエンクンクは説明した。「このレベルでプレーしていれば、国を代表したいとも思う。すでに代表の一員になったことはあるし、今はそこへ戻りたい」
伝説的MFジネディーヌ・ジダンがフランス代表を率いることになれば、子どもの頃から憧れていた人物の下でプレーできる可能性も、FWにとってさらなるモチベーションになる。「ジダンはレジェンドだ。フランス史上最高のサッカー選手で、誰もが彼を愛している。幼い頃、彼は僕にとって最大の憧れの一人だった」とエンクンクは付け加えた。ジダンのプレーが一世代に影響を与えた2006年のドイツ・ワールドカップを振り返っての言葉だ。

