プレミアリーグ第34節延期分が行われ、トッテナムとマンチェスター・シティが対戦した。
シティとアーセナルの優勝争いを大きく左右する一戦。シティはアーリング・ハーランドやフィル・フォーデン、ベルナルド・シウヴァ、ケヴィン・デ・ブライネらが先発。ドロー以上で宿敵アーセナルの優勝をサポートすることになるトッテナムも、ソン・フンミンやロドリゴ・ベンタンクールらがスタメンに入った。
前半からシティがチャンスを作りつつ、GKヴィカーリオの好守などで得点が生まれないまま終了する。それでも、後半に先制したのはシティだった。51分、デ・ブライネが右から絶妙なクロスを送ると、GKとDFの間を抜けてハーランドが押し込んだ。ハーランドは今季リーグ戦26ゴール目となった。
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相手選手との交錯でGKエデルソンは交代となり、GKシュテファン・オルテガがピッチに入る。すると71分には、デヤン・クルゼフスキが強引な突破から右足でシュートを放つも、オルテガが好守を見せ同点弾を許さない。
80分には右サイドを抜けたクルゼフスキが角度のないところから狙うが、これもオルテガが体でセーブした。86分にはブレナン・ジョンソンがDFのボールをつつき、ソン・フンミンが完全に抜け出すもシュートはオルテガが足で防いで大ピンチを脱する。
90分にジェレミー・ドクの仕掛けからエリア内で倒されてPKを獲得。ハーランドが確実に沈め、27ゴール目で勝利を決定づけた。
試合は2-0のまま終了し、シティは最終節を残し首位へ浮上。2位アーセナルとは2ポイント差となっている。なお、最終節でアーセナルはエヴァートン、シティはウェストハムと対戦する。