MichelGetty Images

バルセロナ撃破でCL出場権獲得!ジローナ監督ミチェル「この町で1番ファンが多かったのはバルサ。私たちはそんな彼らを上回ったんだ」

ジローナは4日のラ・リーガ第34節、ジローナは敵地モンティリビでのバルセロナ戦に4-2で勝利し、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。ミチェル監督は試合後、クラブ史上初の偉業に大きな喜びを表している。

バルセロナとのダービーに臨んだジローナは、1-2ビハインドで前半を終えたものの、途中出場したポルトゥの活躍で後半に逆転。“ミスター・ジローナ”ば65分に同点弾を決めると、その2分後にはクロスからミゲル・ロドリゲスの逆転弾のお膳立てし、さらに75分に強烈なボレーシュートを突き刺してダメ押した。ジローナはこの勝利によってバルセロナを抜いて2位に浮上し、5位アスレティック・ビルバオに勝ち点13差をつけてクラブ史上初のCL出場権獲得を達成している。

今季ジローナの躍進の立役者は、もちろんミチェル監督だ。人口10万人のカタルーニャの町クラブに攻撃的フットボールの哲学を植え付け、成功を引き寄せた情熱の指揮官は、スペイン『DAZN』とのインタビューで次のような感想を述べている。

以下に続く

「シーズン前半戦のバルサ戦の方が、同じく苦しみはしたものの快適だった。今日はもっとやりづらかったね。だが、それでも私たちはビッグチームのように短時間でスコアをひっくり返した。その後には観客とつながり……凄まじい20分間を過ごすことができたよ」

「社会的なレベルでもバルサに勝つのは重要なことだ。ジローナに住む多くの人々にとって、私たちは2番目のクラブで、バルサが1番だった。だが今日の私たちは彼らを上回った。今季、彼らと戦った2試合両方で勝利をつかんだんだよ。ジローナのファンは喜んでくれているはずだ」

「私たちは昨季にレアル・マドリーを下し、さらにアトレティコも破っている。すべての対戦相手に敬意を払うべきだが、しかし恐れを抱いてはいけない。だからこそ私たちは71ゴールも決めることができたんだ。チームはまだ前に進んでいくことを望んでいるよ」

来季CLでどのようなチームと対戦したいかを問われたミチェル監督は、ラージョの元選手&監督で、同クラブの大ファンという一面をのぞかせている。

「昨季CL出場の可能性があったラージョでは、“ラージョ対リヴァプール!”というチャントが歌われていた。だからリヴァプールと対戦したいね。そのほかバイエルン、ユーヴェ、ミラン、インテルといった歴史的なチームと試合をすることも願っているよ。それとボルシア・ドルトムントの“黄色い壁”も大好きだ」

広告