18歳のスウェーデン女子選手が悲劇のヒロインに…イブラヒモヴィッチが励ましのメッセージ

17日に行われた女子EURO2025準々決勝でスウェーデンとイングランドが対戦。2-2で迎えたPK戦では、最後にホルムベルグのシュートがバーの上を越え、イングランドが準決勝進出を決めた。

ホルムベルグはPK後に涙。スウェーデンのチームメイトに慰められていた。父親によると、悲劇のヒロインとなってしまった彼女にイブラヒモヴィッチからも連絡があったという。イブラヒモヴィッチはスウェーデン史上最高のサッカー選手と広く評価されているが、EURO2004のオランダ戦でPKを失敗。チームは準々決勝で敗退した。

ホルムベルグの父親、オラ・ペルソンはスウェーデンのラジオで次のように語っている。

「試合終了後約1時間、私の腕の中にいたのは悲しみに暮れる娘だった。彼女は強く、チーム、サポーター、友人、親族から多くの支援を受けているよ。今朝には、ズラタンもメッセージを送ってくれた」

ホルムベルグはピーター・ゲルハルトソン監督率いるチームで最年少の選手。5月のイタリア戦でデビューを果たして以来、国際試合で4試合に出場している。彼女はグループステージ、スウェーデンがドイツを4-1で破った試合ではハイパフォーマンスを披露していた。

女子EURO2025は準決勝の対戦カードが決定。火曜日の夜にイングランドとイタリアが対戦し、水曜日にはスペインとドイツが激突する。