ライプツィヒはシモンズの移籍を見据えてエリオットの獲得を検討？移籍は膠着状態に

現在、シャビ・シモンズはチェルシーと個人条件で合意しているが、正式なオファーが出されていないためライプツィヒの選手のまま。『ビルト』によると、ライプツィヒは1月にパリ・サンジェルマンから5000万ユーロ（約86億円）で加入したシモンズに対して最低7000万ユーロ（約120億4000万円）を求めているとのこと。ただ、チェルシーは5000万〜5500万ユーロ（約86億円〜約94億6000万円）しか支払う意思がなく、まだ正式なオファーを提示していない。彼の退団の可能性に備え、ライプツィヒはリヴァプールのハーヴェイ・エリオットを後任として検討しているようだ。

ヨーロッパで最も有望な若手選手の一人であるシモンズは、昨シーズんの公式戦で33試合に出場し、11得点、8アシストを記録した。そして、その強靭なメンタルとフィットネスレベルにより、トップクラブの主要ターゲットとなっている。間もなくマンチェスター・ユナイテッドに移籍すると噂のベンヤミン・シェシュコと同様に、シモンズもプレミアリーグ移籍を夢見ているようだ。

現在22歳のシモンズは今週、体調不良によりトレーニングを欠席。首の問題により前回のアタランタ戦を欠場し、ライプツィヒの次のプレシーズンマッチであるランス戦への出場も疑問視されている。イプツィヒはチェルシーが具体的なオファーを出せば交渉する準備ができているが、それまではシモンズはチームと共にトレーニングを続けることになる。

チェルシーはライプツィヒの評価額に見合うようオファー額を引き上げるか、他の競合相手にシモンズを奪われるリスクを冒すかを決断しなければならない。一方、ライプツィヒはランス戦に向けて彼のフィットネス状態を監視し、エリオットを最有力の後任候補として獲得を検討することになる。