ルーニーがデ・ブライネとジェラードを比較…「少しだけ上」と選んだのは？

ルーニーはデ・ブライネが過去10年間にわたりイングランドサッカーに多大な貢献をしたと称賛し、創造的なミッドフィールダーの役割を再定義した功績を認めた。デ・ブライネは2015年にシティに加入して以来、チームの支配的な地位の確立に不可欠な役割を果たし、16の主要タイトルを獲得。そのうち6つはプレミアリーグ優勝となっている。

ルーニーは『スカイ・ベット』の『The Overlap』で、デ・ブライネとジェラードの類似点を認めつつ、シティのプレーメーカーの方が攻撃面での貢献度でやや優れていると指摘した。

「非常に似ているが、私の意見では攻撃面では（デ・ブライネが）スティービーよりも少し優れている」

「スティービーと同じような特徴を持っているね。彼はより万能な選手だったが、攻撃面においてデ・ブライネは驚異的だった」

「シティは決断を下さなければならず、おそらく適切なタイミングで決断した。現在、FFP（ファイナンシャル・フェアプレー）の下では、選手が成し遂げた功績だけでクラブに残留させることはできない。当然、代わりの選手を探さなければならない。しかし、過去10年間にわたる選手としてのキャリアを考えると、彼は常に素晴らしい位置にいた。それは信じられないことだ」

デ・ブライネは数々の功績を挙げているものの、過去2シーズンは順風満帆とはいかなかった。現在33歳となった彼は、継続的な怪我の懸念によりピッチでの出場時間が制限されている。しかし、体調が万全な際にはその才能を存分に発揮。今月初めのクリスタル・パレス戦では圧倒的なパフォーマンスを披露し、ファンと批評家の双方に彼の不変の才能を再認識させた。

マンチェスター・シティでのキャリアが終盤に差しかかっているデ・ブライネだが、今後の去就についてはまだ明かしていない。ベテランのミッドフィールダーはメジャーリーグサッカー（MLS）とサウジアラビア・プロリーグのクラブから関心を集めている。彼がライフスタイルの変更と海外での新たな挑戦の舞台としてMLSやサウジリーグを選ぶかどうかは、まだ不明だ。