バロンドール授賞式の不参加はクラブの指示？ヴィニシウスが当時の状況を回顧「常にクラブの（決断）だ」

レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールはバロンドールを受賞できず、代わりにマンチェスター・シティのロドリが受賞を果たした。そんな中、ヴィニシウスは今、授賞式に出席しないという決断は彼自身のものではなかったと主張。彼はクラブから出席しないよう命じられたようだ。

レアル・マドリーとヴィニシウスの出席拒否は物議を醸し、その後、ブラジル人スターはクリスティアーノ・ロナウドを含む多くのチームメイトやサッカー界の著名人から支持を受けた。彼はバロンドールを獲得することは「夢見たことがない」と主張しつつも、急成長するトロフィーコレクションにすぐに追加したいと願っている。

ヴィニシウスは記者団に対して当時を振り返った。

「（受賞できなかったことで）裏切られたとは感じなかった。自分が信じることに投票する人たちがいる。僕には自分の考えがあり、チームメイトにもある。僕はバロンドールを獲得することを夢見たことがない。もちろん、獲得に近づくとそれを勝ち取りたいと思うが、他の賞を獲得する機会はあるだろう。すでに2度のチャンピオンズリーグを獲得しており、さらに多くを勝ち取るためにここにいる」

授賞式に出席しなかったことについて聞かれると、「常にクラブの（決断）だ。僕はクラブが指示することをする。彼らは僕にマドリードに留まるよう求め、僕は冷静にそれに従ったんだ」と付け加えた。

レアル・マドリーは火曜日にチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーとのダービーマッチに挑む。チームが勝ち進むためには、ヴィニシウスが最高のパフォーマンスを発揮する必要があるだろう。