レアル移籍間近のアレクサンダー=アーノルド。レアルOBがバロンドールの夢は「ほぼ不可能」と警告

イングランド代表DFのトレント・アレクサンダー=アーノルドは、今夏に契約が切れる際に幼少期からのクラブであるリヴァプールとの縁を断ち切ることを確認した。彼はフリーエージェントになる予定だが、レアル・マドリーはクラブワールドカップの前にアレクサンダー＝アーノルドを獲得するために少額の移籍金を支払う準備ができていると言われている。

現在26歳のアーノルドは、アンフィールドでプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップのタイトルを獲得した後、新たな挑戦の準備ができている。彼はサンティアゴ・ベルナベウで最も輝く選手たちがバロンドールを獲得してきたというレアルの豊かな歴史を認識している。

アレクサンダー＝アーノルドは最も高い目標を設定していることで称賛されているが、失望する可能性があると言われている。リヴァプールとレアル・マドリーでプレーしたフェルナンド・モリエンテス氏は『Casino Hawaks』に語った。

「バロンドールの歴史的な知識から言うと、それは非常に複雑だと思う。トレント・アレクサンダー＝アーノルドがあらゆる意味で例外的なシーズンを過ごすとすれば、それは彼が多く攻撃し、多くのゴールを決めることを意味する。しかし、彼が多くのゴールを決めるなら、キリアン・エンバペも多くのゴールを決め、ジュード・ベリンガムも多くのゴールを決め、ヴィニシウスも多くのゴールを決めるだろう」

「このバロンドールはミッドフィールダーとアタッカーのために設計されているように思う。ディフェンダーやゴールキーパーを見ることはめったにない。実際、私たちの時代ではファビオ・カンナバーロが思い浮かぶが、それくらいだ。あとはゴールを決めるミッドフィールダーやフォワード、あるいは例外的な選手たちだ。アレクサンダー＝アーノルドはレアル・マドリーでバロンドールを獲得できるのか？はい。それは非常に難しいのか？非常に難しいね。私はそれをほぼ不可能だと思うが、彼がそのような期待を持ってくるのは良いことだ。これは彼が非常に高い野心を持っていることを意味する」

アレクサンダー＝アーノルドはレアル・マドリーと5年契約に署名し、2030年まで在籍することが示唆されている。彼は新監督（おそらく元リヴァプールのシャビ・アロンソ監督）を迎え入れる準備をしているロス・ブランコスのチーム、そしてラ・リーガとチャンピオンズリーグのタイトルを逃したチームに加わることになる。