クルゼフスキの負傷の深刻さが明らかに。2026年まで戦線離脱が確定

トッテナムにとってさらに悪夢のようなニュースが舞い込んだ。ライバルのアーセナルにエベレチ・エゼの獲得を逃した直後、攻撃の要であるクルゼフスキが2026年までプレーできない見込みとなった。スウェーデン代表FWは昨シーズンに膝の怪我を負い、 『ガーディアン』によると、この深刻な状況はトーマス・フランク監督率いるチームにさらなる暗雲を漂わせている。トッテナムはジェームズ・マディソンが来年の初めまで欠場するほか、今夏にエゼとモーガン・ギブス＝ホワイトの2人のキープレーヤーを獲得できなかった。

アンジェ・ポステコグルー監督が退団し、ヨーロッパリーグ優勝の喜びも一巡した今シーズンは、クラブ関係者全員にとって新たなスタートとなるはずだった。チャンピオンズリーグ出場権も視野に入ったトッテナムは、ヨーロッパのトップチームと戦うために、重要な選手を獲得したいと考えていた。モハメッド・クドゥスやジョアン・パリーニャといった重要な選手も加入したが、その一方で、不在となる選手たちの存在が痛く感じられる。

トッテナムは土曜日の正午、エティハド・スタジアムで多くのチームが恐れる一戦に臨むが、フランク率いるチームは例外だ。ペップ・グアルディオラ監督は、監督キャリアを通じてトッテナムとの対戦で9敗を喫しているが、リヴァプール（10敗）を除けば最も多くの敗北を喫している相手だ。

トッテナムが現在抱える唯一の明るい材料は、現在の移籍市場にまだ時間が残っており、チームが確実に必要としている補強を行う余地がある点だ。会長のダニエル・レヴィは、エゼの移籍失敗から脱却するための良いニュースを歓迎するでしょうが、そのためには相当な努力が必要となるだろう。サヴィニョは一つの選択肢だが、問題が2つある。まず、移籍金は少なくとも£8000万かかる見込みで、さらにマンチェスター・シティは彼を売却する意向がない。