サンダーランドのジョーブ・ベリンガムが兄の足跡をたどる？クラブ記録となる移籍金でドルトムントに移籍へ

移籍情報に精通するジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ドルトムントはジョーブ・ベリンガムの獲得に関してサンダーランドに3300万ユーロ（約54億5000万円）+最大500万ユーロ（約8億2000万円）のアドオンを支払うことで合意に至ったようだ。両クラブは契約に15パーセントの転売条項を加えることにも合意したとのこと。ジョーブ・ベリンガムはサンダーランドのプレミアリーグ復帰に貢献した後、今夏にスタジアム・オブ・ライトを去ることが予想されていて、他にフランクフルトと交渉していたが、兄をスターダムへと押し上げたクラブに加入することを決意しているようだ。

ドルトムントが興味を示すと、ジョーブ・ベリンガムはドルトムントへと移籍したい意向をフランクフルトに伝えたという。彼はサンダーランドで輝きを見せ、クラブの多くの有望な若手と共にチャンピオンシップ・プレーオフ決勝でシェフィールド・ユナイテッドを破ることに貢献し、ヨーロッパのビッグクラブから注目を集めた。サンダーランドはスター選手の退団を惜しんでいるだろうが、クラブ記録の収益を得られたことに関しては喜んでいるだろう。

ドルトムントは再びベリンガムを中盤の中心に迎えることになる。ジュード・ベリンガムはブンデスリーガで92試合に出場した後、2023年に1億300万ユーロ（約170億円）でレアル・マドリーに加入し、世界最高の選手の一人に成長した。彼はレアル・マドリーでチャンピオンズリーグを獲得し、最初のシーズンにはバロンドール・ランキングで3位に選ばれた。弟のベリンガムは自身のキャリアが同様の軌道を辿ることを夢見ているだろう。

ジョーブ・ベリンガムはメディカルチェックを完了し、書類にサインしてからドルトムントの選手として発表される。彼は現在、イングランドU-21代表の活動に参加中で、今夏のUEFA U-21欧州選手権ではドイツ、スロベニア、チェコと同じグループに入っている。ジョーブ・ベリンガムは新シーズンに向け、新たなクラブの中盤に何を提供できるかを示したいと考えているだろう。