アモリムがラッシュフォードのベンチ外継続を明言「チームにとって最善だと信じられない選手は起用しない」

マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは、プレミアリーグ第22節のブライトン戦でメンバー入りすることができず。アマド・ディアロを除き、チームの攻撃陣は不安定さと乏しい決定力に悩まされる中でも先発起用を確実なものにできていない。

一方、ラッシュフォードはクラブを去りたい意向を明確にしており、ルベン・アモリム監督はチームが「厳しい時期」にあるにもかかわらず、このイングランド人FWをベンチ外に置き続けることを強調している。

ブライトン戦での敗戦後、ラッシュフォードの復帰起用の可能性について質問されたアモリム監督は自身の見解を明かしている。

「（プレーしないことは）彼の選択だ。我々が敗れた試合でラッシュフォードはここにいない。この厳しい時期をラッシュフォードのせいにしたくない。ラッシュフォードはプレーしていないため、この状況とは無関係だ。いかなる場合も、チームにとって最善だと信じられない選手を起用することはないよ」

移籍を希望するアタッカーの将来を巡る騒動について、アモリム監督は早期の決着を望んでいるはずだ。失望的な敗戦が重なるごとに、彼の不在は一層目立つ問題となってきている。ポルトガル人指揮官の就任当初こそラッシュフォードは輝かしいプレーを見せ、最高の状態を取り戻しつつあるように見えたが、数週間のうちに彼はクラブを去りたい意向を表明し、新監督を困難な立場に追い込んでいる。

マンチェスター・Uは、クラブを襲う多くの危機の一つに終止符を打つため、移籍市場の残りでラッシュフォードの将来について解決策を見出すことを切望するだろう。アモリム監督は現在のチームをクラブ史上最悪のチームだと宣言し、現在の13位から更に順位を落とすことがないよう願っている。だが、次週にはフルハムとのアウェー戦という難しい試合を控えており、アモリム監督の頭痛の種はさらに悪化する可能性がある。