キーンがイングランド代表を痛烈批判…ウォーカーには名指しで糾弾「怠けている」

イングランド代表は、火曜日にシティ・グラウンドで行われたセネガルとの国際親善試合で1-3の敗北を喫し、ファンからブーイングを浴びながらピッチを去った。これにより、トゥヘル監督率いるイングランド代表の「ハネムーン期間」は完全に終了。キャプテンのハリー・ケインが先制点を奪ったが、セネガルはイスマイラ・サール、アビブ・ディアッラ、チェイク・サバリが得点し、イングランドを破った初のアフリカ勢となった。

ワールドカップ予選でアンドラに1-0で辛勝した後、トゥヘル監督は選手たちから最高のパフォーマンスを引き出すのに苦戦している。試合後、チームはキーンから批判を浴びた。特にキーンは、セネガルが同点に追いついた1失点目の場面で、反応が大幅に遅れたウォーカーを糾弾している。

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドは『ITVスポーツ』で次のように述べている。

「イングランドの状況は好ましくない。彼らにとって悪い数日間だった。夢のようなスタートを切り、1-0でリードを奪い、良い交代策も取った。だが、監督にとって良い夏休みの始まりにはならない。彼は心配しているだろう。私たちは外から眺めている立場だが、何かが欠けている。彼らは幸せなグループには見えない。結果に失望しているという意味ではなく、全員が一致団結しているのかという疑問がある。グループに適切な闘志があるか？ 私はそうは思わないね。イングランドはあらゆる面で調子が悪かった。肉体面、精神面、意欲の面——あらゆる面でだ」

キーンはまた、ウォーカーがセネガルの最初の2得点に関与した点を指摘し、批判を展開した。

「これが若手の右サイドバックの場合、経験不足だと考えるだろう。集中力の欠如について言及する人もいるが、私はウォーカーが怠けているんだと思う。彼は非常に経験豊富な選手だ。守備意識の面で妥協し、後手に回っていた。最近数カ月は困難な時期だったが、経験豊富な選手ならそんなことはできない。イングランドが失った2つのゴールについて、互いを責め合うのではなく、自分の役割を果たすよう叫ぶべきだ。2つ目のゴールでは、スターバックスで話しているような様子だった。自分の役割を果たすことが、良いチームメイトのやるべきことだ。役割を果たさなければ、危機に陥る」

トゥヘルのチームはこの後、9月のワールドカップ予選でアンドラ、セルビアと対戦。イングランドは3試合を終えてグループ首位を維持しているが、トゥヘルは改善が必要であることを認識しているだろう。