ミラン、コンセイソン監督は今季限りで解任か…後任最有力はデ・ゼルビとも

パウロ・フォンセカ前監督に代わり、昨年末にミランの指揮官に就任したセルジオ・コンセイソン監督。しかし、同指揮官の下でも苦しい戦いが続いており、セリエA残り8試合で4位ボローニャとは9ポイント差の9位に甘んじている。

そうした中で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、来季もコンセイソン監督が指揮を執る可能性は低いと指摘。そして来季指揮官候補として、デ・ゼルビ監督が最有力候補に浮上しているという。

同メディアによると、ミラン上層部はコンセイソン監督に不満を抱えており、コッパ・イタリアで決勝に進んだとしても解任する可能性が高いという。

そしてミラン上層部は、2人の外国人監督を採用した後、イタリア人指揮官の招聘を希望。デ・ゼルビ監督を理想的な候補に設定したようだ。そして、新たなスポーツダイレクター就任が決定的とされているファビオ・パラティチ氏は、ミラノでデ・ゼルビ監督の代理人と会談したと伝えられている。

なおイタリア複数メディアの報道では、ミランの候補はデ・ゼルビだけではないとも。一部では、ジョゼップ・グアルディオラ監督も長期的なターゲットになっているという。可能性は低いものの、来季以降マンチェスター・シティでの去就が不透明となっているため、状況を注視しているようだ。

ミランは2日、コッパ・イタリア準決勝ファーストレグでインテルと1-1の引き分けに終わった。セカンドレグは23日に予定されている。