評論家がアーノルドのレアル・マドリー移籍の噂に対するリヴァプールサポーターの過剰反応を批判「馬鹿げている！」

英メディア『talkSPORT』で評論家として活躍するサイモン・ジョーダン氏は、トレント・アレクサンダー=アーノルドのレアル・マドリー移籍の噂に対するリヴァプールファンを「馬鹿げている」と非難した。元クリスタル・パレスの会長は、選手の潜在的な離脱に対する一部のリアクションが行き過ぎだと考え、サポーターは世界最高の選手に対するレアル・マドリーの引き力をもっと理解すべきだと主張している。

アーノルドは、アンフィールドとの新契約にまだ署名していない。今週の報道では、シーズン終了時にレアル・マドリーに自由移籍で事実上合意したと伝えられている。アーノルドは、2016年にリヴァプールのアカデミーを卒業して以来、世界で最も創造性の高いディフェンダーの一人として知られ、レッズでの活躍中にあらゆる主要な栄誉を獲得してきた。

移籍が近づいているというニュースは、最近数日間でオンラインのサポーターから怒りの反応を引き起こしており、ファンたちはクラブに何百万もの損失をもたらすことになる、自分たちのホームグロウン選手が何の見返りもなく去ろうとしていることに不満を募らせている。

ジョーダン氏は『Talk SPORT』で自身の見解を述べている。

「これは少し行き過ぎだと思う。選手を迫害するのは馬鹿げているよ。選手についてデビッド（ラジオの聴取者）がレアル・マドリーに行く理由について意見を述べているのであれば、レアル・マドリーが接触した世界で、最も偉大なサッカー選手で彼らを断った選手を挙げてください。彼らがどこのチームで、どんな背景を持っていても関係ない。彼らは行くんだ」

現在、右サイドバックは怪我で離脱中により、トーマス・トゥヘル監督の最初のイングランド代表チームからも除外されているが、フィットネスを取り戻した際にリヴァプールのタイトル獲得への挑戦で重要な役割を果たすことを望んでいる。レアル・マドリーへの移籍の確認は、リーガ組が今シーズン終了前に取引を最終化することを望んでいるため、ますます近づいているように見える。