ドルトムント、レアル・マドリーの逸材を狙うも…シャビ・アロンソがブロックか

ドルトムントがレアル・マドリーの18歳DFディエゴ・アグアドの獲得を試みたが、マドリーによって阻止されたと『マルカ』が報じている。ラ・ファブリカ出身のアカデミー出身選手は、カスティージャの監督アルヴァロ・アルベロアによって「マドリーに完璧な選手」と評価されている。シャビ・アロンソ監督もこの選手を高く評価しており、クラブワールドカップの選手団に選出するほど信頼を寄せ、アメリカに連れて行った。

ラ・リーガの巨人であるマドリーは、アグアドとの契約解除を検討しておらず、アルベロアの指導の下で成長させつつ、バックアップオプションとして残留させたい考え。この多才なディフェンダーはセンターバックと左サイドバックの両方をこなすことができ、クラブが怪我による危機に陥った場合、有効な選択肢となり得る。カスティージャの監督も、アグアドほどマドリーの選手精神を体現する選手は少ないと認め、クラブが保持したい選手の一人だと明言している。

アグアドはマドリーで着実にキャリアを積み重ねており、2017年にユースアカデミーに入団。その後マドリーのセカンドチーム（カスティージャ）に移籍した。2024年にはトップチームに昇格。今年1月のコパ・デル・レイの試合でレアル・マドリーのトップチームデビューを果たし、クラブと2029年6月までの長期契約を締結した。

アロンソ率いるチームは、ベンフィカからアルバロ・カレーラスを獲得。チームは現在、フェルラン・メンディを放出することで財政を安定させ、フラン・ガルシアやアグアドのような若手選手の育成に時間を割きたいと考えている模様だ。報道によるとアロンソ監督は、フラン・ガルシアの昨シーズンとクラブワールドカップでの印象的なパフォーマンスを評価し、来季の開幕戦で左サイドバックとして起用する考えとのことだ。