マクトミネイ活躍でロバートソンがマン・Uに皮肉「間違っていると…」

マンチェスター・ユナイテッドは、2024年夏にマクトミネイのイタリア移籍を承認。2600万ポンドの移籍金で放出することに合意した。当時の監督であるエリック・テン・ハーグ監督はマクトミネイの残留を望んでいるとされたが、売却の動きに変化はなかった。

ユナイテッドはマクトミネイがナポリのセリエA優勝に貢献し、MVPの栄冠に輝いたのを見て、その決断を後悔しているだろう。オールド・トラフォードでの移籍判断に対しては、より厳しい質問が投げかけられている。マクトミネイだけではなく、マンチェスターを去った後に他のチームで活躍するスター選手たちが増えているためだ。

リヴァプールをプレミアリーグの栄冠に導いたばかりのロバートソンは、スコットランド代表のチームメイトであるマクトミネイがナポリで活躍している様子について、次のように述べている。

「彼は何か証明したいことがあってナポリに行ったんだと思う。彼はマンチェスター・ユナイテッドの判断が間違っていたこと、そしてプレミアリーグの人々の見方が間違っていたことを証明したかったんだと思うよ。彼はナポリへ行き、成功を収めた。それは彼自身の功績であり、最高の自分になりたいという彼の姿勢と決意の賜物だ。今では、その地で王様となっている」

マクトミネイはユナイテッドで255試合に出場したが、レギュラーの座を確保するのに苦労した。ロバートソンは、ナポリの象徴的な攻撃的ミッドフィールダーについて次のように付け加えている。

「マンチェスター・ユナイテッドでは、おそらく彼は安定した出場機会を得ることができなかった。彼は実力に相応しい敬意を受けていなかったと思う。そして、ナポリに移籍して素晴らしいシーズンを過ごし、リーグ優勝という結果を残したんだ。ナポリに移籍する前から、彼はスコットランド代表として信じられないほどのパフォーマンスを見せていた。彼はどんどん良くなっているし、新たなレベルに到達している」

マクトミネイがナポリをイタリアのトップリーグ優勝に導き、ディエゴ・アルマンド・マラドーナ・スタジアムの熱狂的なファンから英雄として称えられている一方、ユナイテッドはプレミアリーグで15位でシーズンを終え、ヨーロッパリーグ決勝でトッテナムに敗れる結果となった。