さらなる補強を見据えるチェルシー。マレスカ監督が「最優先事項」と語るポジションは？

チェルシーは守備陣に深刻な問題を抱えている。ブノワ・バディアシルとウェズリー・フォファナが欠場中で、同じくセンターバックのレヴィ・コルウィルは前十字靭帯損傷のため長期離脱が確定している。報道では現時点でブルーズは代役を獲得するつもりはないと伝えられているが、マレスカは異なる見解を示している。

チェルシーが金曜日にレヴァークーゼンを2-0で破ったプレシーズンマッチ後、彼はチャンネル5に対し次のように語っている。

「新しいディフェンダーの獲得が私の最優先事項だ。レヴィは素晴らしい選手。昨シーズンの成果は彼のおかげでもある。彼は私と共に多くの試合を戦ってきた。彼を愛しているし、いなくなるのは残念だ。私たちは異なる解決策を探しているところだ」

コルウィルはチェルシーのセンターバックとして最も優れた選手の一人と言える。彼がチームにいた昨シーズンでも、ブルーズの守備は時折不安定な場面が見られただけに、マレスカ監督率いるチームが今シーズンさらに飛躍を目指すなら、質の高いディフェンダーの獲得が不可欠となる。

移籍市場閉幕の前に新たなディフェンダーの獲得を目指している中、チームは日曜日にプレシーズンの最終戦としてミランと対戦。その後、8月17日にホームでクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ新シーズンをスタートさせる。