デ・ブライネ、復調もやはり退団？ マン・Cのグアルディオラ監督「彼の代わりはいないが…」

デ・ブライネは今シーズンがシティでの最後のシーズンとなり、今夏に契約を満了させる意向を表明。ただ、この決断について彼が完全に満足しているわけではない。一部のファンは、先週金曜日のウルブス戦での決勝ゴールを含む最近のパフォーマンスの向上により、クラブが方針を変更する可能性を期待していた。それでも、新たな契約締結の可能性はほとんどないようだ。

グアルディオラは『スカイスポーツ』でデ・ブライネについて次のように述べている。

「彼にはただ感謝したい。クリスタル・パレス戦での2-0の劣勢から逆転した試合での彼の貢献、そしてウルブス戦のゴールもまた素晴らしかった。このような形で終わることができて嬉しく思う。エティハドでの残り1試合も楽しみにしている」

「ケヴィンにとって今後の最善を願っている。彼なしでこれほど長く続けることは不可能だった。彼は素晴らしい選手だったが、状況は状況だ。彼のような選手の代わりを見つけるのはほぼ不可能だ。それは単にパフォーマンスの問題ではなく、ファンにとって何十年にもわたって意味を持つ存在だからだ」

デ・ブライネはシティ史上最高の選手の一人として歴史に名を残した。過去10年間にわたってシティで成し遂げた功績により、多くの識者からもプレミアリーグ歴代ベストイレブンに選出されることだろう。しかし、年齢には逆らえず、パフォーマンスの安定感は以前ほどではなくなった。年俸の問題もありシティとの別れは予定どおり訪れるだろうが、今季の終盤戦で最後の輝きを見せる可能性も残っている。

マンチェスター・シティは3日のプレミアリーグで、既に降格が決まっているサウサンプトンとのアウェー戦を戦う。