レヴァークーゼンがヒンカピエの移籍報道について沈黙を破る。アーセナルに警告「彼は我々の選手だ！」

アーセナルは現在、レヴァークーゼンのピエロ・ヒンカピエ獲得競争で優位に立っていると報じられている。ただ、レヴァークーゼンのスポーツディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏によると、正式なオファーはまだ提示されておらず、クラブはこのままヒンカピエを保持したいと考えているようだ。アーセナルにとってヒンカピエの獲得は、ヤクブ・キヴィオルがエミレーツを離れることにも左右される可能性がある。

ロルフェス氏は『RTL/ntv』と『sport.de』に対し次のように語った。

「我々はどのクラブからも公式オファーをまだ受け取っていないので、彼は我々の選手だ。それが現状だ。彼は我々が彼を高く評価しており、彼に継続してもらいたいと思っていることを知っている」

アーセナルは今夏、すでに約3億ユーロ（約515億円）を選手に費やしている中、ヒンカピエがチームに加入する予定だという報道は的外れのようだ。アーセナルはプレミアリーグタイトルの21年間の空白を終わらせることを目指しているが、レヴァークーゼンのスターなしでそれを達成しなければならないかもしれない。

今夏の移籍期間終了まで1週間を切った中、アーセナルはまだこの多才なディフェンダーの獲得に動く可能性がある。

ちなみにロルフェス氏は次のように付け加えた。「移籍期間は月曜日の夜まで開いている。だから、まだ何かが起こる可能性は高い」