ノースロンドンで争奪戦が勃発！アーセナルとトッテナムがエゼの獲得に向けてオファーを開始

移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、アーセナルが週末にクリスタル・パレスのエベレチ・エゼ陣営に連絡を取ったと報道。トッテナムの最優先ターゲットの一人に対して動きを見せようとしていると伝えた。アーセナルは取引の条件について情報を得ており、ロマーノ氏によるとトッテナムも依然として関心を示しているようだ。

現在27歳のエゼは6800万ポンド（約134億4000万円）の契約解除条項があり、獲得を望むチームに対する要求が高いと数ヶ月間報じられていた。また、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラとともにトッテナムは長い間、エゼに関心を示していると報じられている。

そんな中、ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、今回の争奪戦に参戦した最新のクラブとなり、プレミアリーグで最も求められている選手の一人を確保することを目指して迅速に動いているとのことだ。

エゼは2020年8月にチャンピオンシップのQPRでブレイクした後、約1700万ポンド（約33億6600万円）でクリスタル・パレスと契約した。取引には20%の売却条項が挿入されており、エゼの大型移籍が実現すればQPRは1000万ポンド（約19億8000万円）以上の臨時収入を得る可能性がある。

エゼはキャリアの全盛期に最高レベルの場所で挑戦することを目指しており、この夏の退団が予想されている。クリスタル・パレスがヨーロッパリーグに出場できるかどうかに関係なく移籍は実現する可能性があるが、大会への不参加が決まればエゼの運命が決まるかもしれない。