「誰も準備ができていない」メッシのアルゼンチン代表引退は簡単にはできない決断？

8回のバロンドール受賞者であるメッシは、2005年にプロデビューして以来、約20年間アルゼンチン代表チームの一員だ。

史上最高の選手は193キャップを獲得し、112ゴールを記録している。

メッシはアルゼンチン代表をワールドカップ優勝と2回のコパ・アメリカ制覇に導き、2008年にはオリンピックの金メダルも獲得した。

38歳のメッシについて、アルゼンチンでは彼の象徴的なキャリアの終わりが近いという考えがある。

メッシは2026年ワールドカップ後に国際サッカーから退くことをほのめかしており、木曜日のベネズエラ代表戦がメッシにとってアルゼンチン代表としての最後のホームでの公式戦出場となる可能性がある。

メッシは、「これはとても、非常に特別な試合になる。なぜなら最後の予選試合だからだ」と語った。

「（ベネズエラ戦）の後に親善試合や他の試合があるかどうか分からないが、とても特別な試合なので、私の家族が一緒にいてくれる。妻や子どもたち、両親、兄弟たちだ。私たちはそのようにこの試合を過ごす。次に何が起こるかは分からない」

元アルゼンチン代表ゴールキーパーのフランコ・アルマーニは、現在38歳でプレーを続けているが、リーベル・プレートの夕食会で『メッシの引退が近づいていると思うか』という質問を受けた際に、「そうならないことを願っている。彼にもう一度よく考えてもらいたい。明らかに、誰も準備ができていない。木曜日の後、彼には慎重に考えてほしい」と口にした。

メッシは来夏のワールドカップまでアルゼンチン代表として戦う予定で、同大会でタイトルを防衛することを目指している。

ただ、アルゼンチン代表と所属クラブであるインテル・マイアミでの将来については、いまだ不透明だ。MLSのクラブとの契約延長はまだ合意されていない。