「本当に類まれな選手」バラック氏がヴィルツを心配しない理由を説明

ヴィルツは、レヴァークーゼンから夏に1億ポンドで移籍して以来、リヴァプールでの初得点または初アシストをいまだに記録していない。22歳の選手は、アルネ・スロット監督率いるチームが代表戦中断前に勝ち点3を積み上げた、ボーンマス、ニューカッスル・ユナイテッド、アーセナルとのプレミアリーグ開幕3試合に出場した。

しかしバラックは、ヴィルツがリヴァプールで間もなく本領を発揮すると確信している。元バイエルン・ミュンヘンとチェルシーの選手は、同胞のシーズン序盤の不振を、これまでレヴァークーゼンの中心選手だった彼が、アンフィールドで複数のスター選手の一人として適応する過程にあるためだと分析している。

ドイツ紙『ビルト』のインタビューでバラック氏は次のように語った。

「リヴァプールには激しい競争があり、フロリアン・ヴィルツに対する外部からの期待は高まっている。むしろ彼自身が抱く期待だ。当初はレヴァークーゼン時代のように、全員が彼のためにプレーし、ほぼ全てのボールが渡されるような状況にはならないだろう。だからこそ、彼がまだ少し周囲に慣れる必要があるのは当然だ。しかし彼は非常に優れた選手だから、心配はしていない。彼と彼の成長にとって、イングランド移籍は悪い選択ではなかった」

ヴィルツは日曜日のワールドカップ予選でドイツが北アイルランドに3-1で勝利した試合で、ゴールネットを揺らすことに成功した。ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるチームは、9月4日にスロバキアに2-0で衝撃的な敗戦を喫した後、予選の軌道修正に成功した。

リヴァプールが日曜日に昇格組バーンリーとのアウェー戦でプレミアリーグに復帰する際、ヴィルツが先発出場すると見込まれている。その後、9月17日にアトレティコ・マドリーをホームに迎えてチャンピオンズリーグの戦いを開始する。