ミラン、今季終了後のコンセイソン監督解任は決定的？後任最有力はサッリとも

今季はパウロ・フォンセカ体制でスタートしたものの、成績不振から昨年末にセルジオ・コンセイソン監督を迎えたミラン。しかし、残り4試合となったセリエAで9位と状況は改善していない。

そして『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランはコンセイソン監督を解任する模様。今季終了後に契約解除オプションを発動する方針を固めたようだ。そして新シーズンの指揮官として、マウリツィオ・サッリ氏が候補に挙がっているという。

同メディアは、ミラン側が昨年のフォンセカ監督解任後にもサッリ氏に接触したことを指摘。今季終了までの短期契約をオファーしたが、サッリ氏が断ったため、コンセイソン監督を任命したという。

そして来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が絶望的となった中、クラブは新シーズンの再建に向けてイタリア人指揮官を起用したい考えであり、サッリ氏をトップターゲットに据えたと伝えられている。

なおミランは、サッリ氏以外にも複数のイタリア人指揮官との関連が噂されている。現在フリーのマッシミリアーノ・アッレグリをはじめ、ロベルト・デ・ゼルビ（マルセイユ）、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ（アタランタ）、アントニオ・コンテ（ナポリ）、ヴィンチェンツォ・イタリアーノ（ボローニャ）らも候補となっているようだ。

難しいシーズンとなっているミランだが、今季はコッパ・イタリアで決勝に進出。5月15日、タイトルをかけてボローニャと激突する。