EL決勝に向かうマン・U＆トッテナムファンに大打撃…ガトウィック空港で大規模ストライキ実施へ

「ユナイト労働組合」は年金支払いの遅延と未払いを理由に、ヨーロッパリーグ決勝の前日となる5月20日、ロンドン・ガトウィック空港の燃料補給作業員を対象としたストライキを実施すると発表した。この結果、ビルバオへ向かうマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムのファンに多大な影響が及ぶ可能性がある。

「ユナイト労働組合」は以下のように声明を発表している。

「ガトウィック空港の給油作業員によるストライキは、今週の交渉が破綻したため実施される。これは同空港の主要な顧客である航空会社イージージェットの便に重大な混乱を引き起こす見込みで、ストライキ実施日以外の便でも、ストライキによる作業の遅延によりさらに遅延が発生する可能性がある。ユナイトのレッドライン支部の組合員は、明日（5月16日）から5月20日まで、および5月23日から5月27日まで、ストライキを実施する」

イージージェットは現在、ガトウィック空港からビルバオまでの便を700ポンド～900万ポンドで運航中。このストライキにより、決勝へ向かうファンはより高額な航空会社の利用を強いられる可能性がある他、フライトのキャンセルによる返金も受けられない可能性があるという。

マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムによる今季のヨーロッパリーグ決勝戦は、5月21日にサン・マメスで開催予定。しかし、現地観戦を望むファンは大きな混乱に巻き込まれてしまうかもしれない。