マンチェスター・ユナイテッドのターゲットは「新しいピーター・クラウチ」？

イギリス『The Sun』によると、2メートルのロレンツォ・ルッカは、背の高い元イングランド代表ストライカーのピーター・クラウチと比較されている。そんな中、ルベン・アモリム監督の下で再建を進めているマンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているという噂がある。

24歳のロレンツォ・ルッカは、セリエAで過去2シーズンで18ゴールを挙げている。トリノのユースアカデミーで育った後、2020-21シーズンに13ゴールを決めてセリエCのパレルモで飛躍。その後、セリエBのピサへの移籍を果たし、その高さとプレースタイルから「ピサの斜塔」というニックネームを得た。

オランダの強豪アヤックスへのローン移籍を経て、ルッカはイタリアに帰還。ウディネーゼでも印象的な活躍を披露し、今シーズンはイタリアの代表として3キャップを獲得している。

ユナイテッドは攻撃の問題を抱えているとされている。アモリム監督のチームはプレミアリーグで13位に沈み、ユナイテッドの名声に対する期待を大きく下回っている。

ただ注目を浴びているのはロレンツォ・ルッカだけではない。レッドデビルズはRBライプツィヒのベンジャミン・セスコを追っているとも報じられているほか、ナポリからガラタサライにレンタルされているヴィクター・オシムヘンも依然として注視。さらにフランクフルトでプレーしているユーゴ・エキティケもターゲットの一人のようだ。

移籍の噂は絶えないが、マンチェスター・ユナイテッドにとっての直近の試練はマンチェスター・シティとの対決だ。マンチェスター・ダービーを機に、波乱続きのシーズンに終止符を打ちたい。