ユナイテッドOBが回答…「ファン・ダイクとファーディナント、どちらが上？」

フィルジル・ファン・ダイクはリヴァプールの守備陣で長年にわたりストライカーを沈黙させてきた。しかし、ウェズ・ブラウン氏は、かつてのチームメイトであるリオ・ファーディナント氏の方がずっと優れていると考えている。

「100%リオ(・ファーディナント)を選ぶ。ファン・ダイクよりも上だ。もちろんバイアスがかかっているかもしれないが、リオを見たことがある人なら、彼が別格だということがわかるはずだ」と『10bet Casino』のインタビューで語った。

ブラウンは、ファーディナントの試合の読み、スピード、そして無謀なスライディングタックルに頼ることなくピンチを無力化する彼のテレパシーのような予測能力を称賛した。

「個人として、彼はなんでもでき、非常に落ち着いているため、スライディングタックルで追い詰められることがほとんどない」と主張しました。「彼は試合を完璧に読み、スピードがあり、常に適切なポジションにいるため、彼は仕事を容易にこなす。彼は多くのトロフィーを獲得し、チームにとってどれほど重要だったかを示している」

ブラウンはまた、ファーディナントとネマニャ・ヴィディッチ氏の伝説的なセンターバックコンビについて絶賛した。彼らは一緒に197試合をプレーし、イングランドとヨーロッパで16,500分以上のハイオクなプレーを披露した。

「彼とヴィディッチはお互いに理想的なパートナーだった」と述べた。「時折、そのようなパートナーシップが生まれることがあるが、それはそう頻繁には起こらない。二人は互いに完全に能力を引き出しあい、リオをさらに成長させた」

このデュオは、プレミアリーグのタイトルを5回、チャンピオンズリーグを一度制覇し、無数のクリーンシートを成し遂げた。

「個人を語るなら、僕にとってファーディナントがファン・ダイクより上だが、それは大差ではない」と彼は述べた。「リオはユナイテッドのベストディフェンダーだったと思うし、おそらくリーグでもそうだった」

一方、ヴァン・ダイクは、2019年のバロンドール投票でリオネル・メッシに次ぐ2位という、現代サッカーにおいてディフェンダーにはほとんど考えられない偉業を達成している。

「リヴァプールで全てを出し尽くすこと、躊躇せず後悔しないことを私は望んでいる。リヴァプールは最近いくつかの敗北を喫したが、今シーズン既にたくさん勝利していますし、彼らのスカッドは本当に良いです。恐らく今のリーグで最も強いスカッドであるが、彼らを捕まえて、油断させることを本当に望んでいる」

ブラウンは、KOPを沈黙させるためには「規律ある守備パフォーマンス」と大胆で恐れを知らない攻撃が必要だと呼びかけた。 

「まず第一に、本当に規律ある守備的パフォーマンスを見せること」と彼は言いました。「しかし、それがうまくいけば、自由に攻撃することも重要だ。リヴァプールは少し脆弱に見え、露呈される可能性があるので、それを利用する必要がある」