ライスは必要、ギェケレシュは不必要？マン・UのOBが古巣に提言

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるテディ・シェリンガム氏は、クラブ再建を目指すルベン・アモリム監督に対してアーセナルからデクラン・ライスを獲得すべきだと主張。現在25歳のライスは昨年、1億500万ポンド（約206億円）でアーセナルに移籍し、ミケル・アルテタ監督の下で重要な選手として地位を確立している。

アーセナルがライスの売却を検討するとは想像し難く、特にライバルチームへの売却はなおさらだ。しかし、シェリンガムはイングランド代表選手をオールドトラフォードで見たいと考えており、アモリム監督のチームに必要な特質を持っていると信じているようだ。

シェリンガム氏は『Genting Casino』に対して自身の見解を明かしている。

「数年前に言ったが、マンチェスター・ユナイテッドはデクラン・ライスを獲得すべきだった。もし彼らがアーセナルからデクラン・ライスを買い取れば、それは私を笑顔にすることになるだろう。なぜなら、それは明らかにアーセナルを弱体化させ、マンUをさらに強くすることになるからだ」

「彼は模範を示す本物の選手だ。それがクラブに必要な選手の資質なんだ。新たな監督が就任し、新しい選手を獲得するという声明を出す時、それが獲得すべき選手のタイプだよ。デクラン・ライスは間違いない」

マンチェスター・Uにとってより現実的な獲得目標は、スポルティングでアモリム監督の下でプレーし、イングランドでの再会が噂されているヴィクトル・ギェケレシュだ。ただシェリンガムは、古巣がスウェーデン代表選手に大金を投じるべきではないと考えていると明かした。

「現在（ラスムス）ホイルンドがいる状況で、ヴィクトル・ギェケレシュを獲得することは不可欠ではないと思う。他に固めたい分野があるはずだ。クラブには左サイドバックが必要だ。ルーク・ショーは怪我に苦しんでいる。次々と怪我をしているようで、そのような選手に望みを託すことはできない。あとはもう一人、本当に優れたミッドフィールダーがいれば素晴らしいので、他の選手や強化すべき他の分野の方が、新しいセンターフォワードを買うよりも重要だと思う。先ほど言ったように、ホイルンドは良い活躍を見せているよ」

アモリム監督が率いる選手たちは依然として彼の戦術に慣れようとしており、ポルトガル人監督は日曜日のプレミアリーグ第17節のボーンマス戦でさらなる進歩の兆しを見せることを期待している。