マンチェスター・ユナイテッド幹部陣、アモリム監督について選手にヒアリング実施か

2024年2月にジム・ラトクリフ卿がフットボール部門の実権を握って以降、就任したオマール・ベラダ最高経営責任者（CEO）とジェイソン・ウィルコックスフットボール部門責任者。『ESPN』によると、両者は選手たちやクラブ周辺の雰囲気を理解するために実践的なアプローチを行うように指示されていたという。

そして、ルベン・アモリム監督について選手たちにヒアリングを行ったようだ。同メディアによると、選手たちは指揮官を全面的に信頼していると告白したと伝えられている。

なおマンチェスター・Uの選手たちは、先日のサンダーランド戦に2-0で勝利した後、アモリム監督への信頼を強調している。

メイソン・マウントは「僕らは監督を100％支持している。苦い結果が続いてチームもスタッフもファンも痛手を負ったけど、この勝利は重要だった。（連勝の）始まりとなる必要があるね。チェルシー戦後に何かが始まると考えていたけど、ブレントフォード戦では失望する結果に終わったしまった。でも、（サンダーランド戦勝利で）ようやく始まったんだ。中断期間もハードワークを続けるよ。連勝を続けて、3連勝でトップ4入りを目指していきたい」と語っている。

昨年11月にマンチェスター・Uの指揮官に就任したアモリム監督。しかし昨季はプレミアリーグでのクラブワーストとなる15位で終えると、今季も開幕6試合では2勝1分け3敗、リーグカップでも4部チーム相手に敗退していた。

こうした結果から、OBポール・スコールズ氏やギャリー・ネヴィル氏など、解説者やメディアから「解任すべき」との声が挙がっている。

しかし、選手たちはアモリム監督を信頼している模様。10月のインターナショナルウィーク中に精査を行うことが伝えられていた中で、上層部は好意的な反応を得たようだ。

マンチェスター・Uはインターナショナルウィーク明けの19日、プレミアリーグ第8節でリヴァプールと激突する。