ドゥンフリースの契約解除金が驚きの価格？ マン・Cとバルセロナが争奪戦か

デンゼル・ドゥンフリースのリリース条項がマンチェスター・シティとバルセロナの注目を集めている。『ムンド・デポルティボ』の報道によると、インテルは他クラブがオランダ代表選手のリリース条項を発動する可能性を懸念。彼を手放すつもりはないものの、安価な2500万ユーロのリリース条項を行使され、移籍計画を脅かされる可能性がある。

ペップ・グアルディオラ監督は、リコ・ルイスと競える新しい右サイドバックの獲得を希望しているとみられる。シティが前シーズンに不振に陥ったことを受け、29歳の選手の加入はチームの欠点を補うことになる。しかし、イングランドのクラブは迅速に行動する必要がある。リリース条項の期限が7月15日に切れるからだ。

また、バルセロナもドゥンフリースに興味を示している模様。スペインのクラブは、彼のプロフィールがチームの要件に合致していると見ている。オランダ代表のドゥンフリースは、近日中にジョルジュ・メンデスを新たな代理人に任命する見込み。これはバルセロナにとって有利な展開となる可能性がある。同クラブはメンデスと良好な関係を維持しているからだ。

インテルはドゥンフリースが今夏にサン・シーロを去る可能性に備え、ボローニャのダン・エンドイェを候補に絞り込んだと報じられている。しかし、ボローニャはスイス人選手に4500万ユーロ（約76億円）の移籍金を設定している。また、ナポリも24歳の選手の獲得を追求しており、インテルはドゥンフリースの状況を早期に解決する必要に迫られている。