リヴァプール、冬のグエイ獲得は…？ クラブ方針に英メディア言及

クリスタル・パレスは当初、マーク・グエイを移籍金3500万ポンド（約70億円）でリヴァプールに売却することに合意していた。だが、パリッシュ会長が移籍期限日の最終段階で取引を撤回することを決断した。これはオリヴァー・グラスナー監督からの圧力を受けたためと報じられている。クリスタル・パレスにはこのセンターバックの適切な代替選手が存在せず、結果としてグエイの残留を決断した。

グエイは移籍が不調に終わったことに動揺したと報じられている。彼は以前、リヴァプールへの移籍を希望していることをイーグルスに伝えていたからだ。契約最終年を迎えたイングランド代表選手は契約延長に応じず、来夏にはフリーエージェントとしてクラブを去る見込みだ。『タイムズ紙』によれば、リヴァプールは1月にグエイの獲得には動かない見込み。わずか半年後に無料で獲得できる選手に高額を支払う意思がないためである。

グエイの獲得には失敗したものの、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティはパルマから18歳のジョヴァンニ・レオーニを3500万ユーロ（約61億円）で獲得し、守備陣を強化した。ニューカッスルもこの若きイタリア人選手に関心を示していた。

アルネ・スロット監督率いるチームは開幕3連勝中。9月14日のプレミアリーグ再開初戦では、アウェーでのバーンリー戦を迎える。