リヴァプールに大打撃…GKアリソンが11月まで離脱と発表

33歳の選手は、火曜夜に行われたチャンピオンズリーグ・ガラタサライ戦で、後半早々に負傷した。ヴィクター・オシムヘンのシュートをセーブするために走り戻った後、アリソンはすぐにベンチにプレー続行不能の合図を送った。

アリソンの代役として出場したギオルギ・ママルダシュヴィリは、今後しばらくの間、リヴァプールのゴールを守り続ける見込みだ。このジョージア人選手は先週、サウサンプトンを2-1で下したEFLカップ戦でリヴァプールデビューを果たしている。

リヴァプールのアルネ・スロット監督はハムストリングの負傷の深刻さについて公式発表を行っていないが、アリソンは木曜日に検査を受け、問題の完全な予後を判断した。しかし、アリソンはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーとの重要な試合を欠場すると見込まれている。

スロット監督は火曜日の試合後の記者会見で詳細を明かさなかったものの、アリソンが土曜日のチェルシー戦を欠場することを確認し、次のように述べた。「選手が倒れている場合、10回中9回は最悪の事態を懸念する。つまりプレー続行不能だ。アリソンもまさにその状態だった。土曜日の出場は99.9％不可能だ。いや、100％不可能だろう」と述べた。

ママルダシュビリは、先週のイスタンブールでのチャンピオンズリーグでアリソンに代わって56分に投入される前に今季初先発を果たしており、今週土曜のチェルシー戦でプレミアリーグデビューを果たすと見られている。

ガラタサライ戦では出番が少なかったものの、ママルダシュビリはジョージア代表の要として活躍。最近のブルガリア戦では3-0の勝利に貢献し、無失点で自国のワールドカップ出場の可能性を高めた。

アリソンのハムストリング負傷は、所属クラブだけでなく代表チームにとっても痛手だ。ブラジルは予選で失速したものの、2026年ワールドカップ出場権を既に確保している。10月の国際試合期間には韓国と日本と対戦する。

このため、アリソンはカルロ・アンチェロッティ監督に招集されず、 セレソンの迫る国際親善試合に向けたイタリア人監督のゴールキーパー候補はエデルソン、ベント、ウーゴ・ソウザの3名となった。

リヴァプールは連敗を喫したアウェー戦からシーズンを立て直そうとしている。先週末はクリスタル・パレス戦で終盤に崩れ、火曜日にはオシムヘンの前半PKがプレミアリーグ勢とガラタサライの勝敗を分けた。

スロット監督は今週のPK判定を批判し、試合終了後にこう述べた。「映像は確認していないが、足への接触はなかった。ここ数週間、我々が非常にフェアなチームだと繰り返し語ってきたが、おそらく相手選手は非常に賢く、何かを感じ取り、信じられないほどの衝撃があったかのように見せかけたのだろう」

「主審は判定を覆せないと考えたが、我々がPKを得た最終盤には覆した」

リヴァプールはプレミアリーグ首位を維持し、国際試合期間前の最終戦でチェルシーと対戦する。国内リーグ再開後はマンチェスター・ユナイテッドとの激戦が待ち受ける。連戦を乗り切るには、欧州戦ではフランクフルトとのアウェー戦が控える。複数戦線での戦い続けるためには、早急に調子を立て直す方策を見出す必要がある。