もしメッシがローマで25年間を過ごしていたら…。トッティは8度もバロンドールを受賞していないと主張

ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏は、彼が信じられないほど才能のあるアスリートだったという事実だけでなく、25年間の選手生活全てをローマで過ごしたという理由でサッカーアイコンとして崇められている。実際、イタリアのレジェンドは、レアル・マドリーでプレーする機会を断ったことを後悔していない。彼はまた、リオネル・メッシがもし全てのキャリアをローマで過ごしていたら、これほど多くのバロンドールを獲得する機会はなかっただろうと主張している。

トッティ氏は、「Gladiator」と題された自伝の中で、2001年からレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が彼の獲得に熱心で世界最高給のプレーヤーにしようとしていたことを明かした。だが、彼はレアル・マドリーからの収益性の高いオファーに少しも誘惑されず、ローマの街とローマへの愛が移籍することを妨げたと語っている。

ポッドキャスト『Viva El Futbol』のインタビューでトッティ氏は、なぜレアル・マドリーのようなクラブに移籍することを考えもしなかったのかを説明した。

「私は別のチームでプレーすることを考えたことがなかった。それには意味がなかっただろう。（パオロ）マルディーニと私だけが同じクラブで25年間プレーしたんだ」

トッティ氏はまたメッシにも言及し、彼がもしローマで全てのキャリアを過ごしていたら多くの権威ある賞を獲得していなかっただろうと説明した。

「もしメッシがローマで（アレッサンドロ）フラウ、セサル・ゴメス、（マッテオ）ピヴォットと25年を過ごしていたら、あれらのバロンドールを全て獲得していたと本当に思うかい？」

今季のローマはシーズン序盤、波乱に満ちており、3ヶ月の間にダニエレ・デ・ロッシ監督とイヴァン・ユリッチ監督を解任した。ただ、クラウディオ・ラニエリ監督の下で状況は明るくなり始めている。彼らは現在セリエAの順位表で8位に位置しており、次の試合は3月6日木曜日にヨーロッパリーグのラウンド16の第1戦でアトレティック・クルブと対戦する。