今夏二人目の補強が迫る昇格組のリーズ。戦力充実に向けて三人同時獲得を目論む

移籍情報に精通するジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リーズは元ヴォルフスブルクのルーカス・ヌメチャをフリーで獲得した後、ウディネーゼのジャカ・ビヨルを2200万ユーロ（約36億7000万円）で獲得寸前だという。また、リーズはユヴェントスのドウグラス・ルイスの獲得の噂が上がっており、『アフリカ・フット』によるとレンヌのウィルソン・サマケ、『スカイ・イタリア』によるとレッチェのニコラ・クルストヴィッチも獲得候補に挙がっているようだ。

チャンピオンシップで優勝したリーズは、来シーズンのプレミアリーグ残留という巨大な課題に直面している。2シーズン連続でチャンピオンシップからの昇格組は即座に降格しており、プレミアリーグでの残留がより困難になっていることは明らか。リーズは下位3チームに入らないよう移籍市場で的確な補強を行う必要があり、これらのターゲットの何人かを獲得できれば降格を回避する可能性が高まると考えられている。

報道によると、リーズはサマケの獲得でボーンマスと争奪戦を繰り広げており、すでに100万ユーロのオファーを出したとのことだ。また、モンテネグロ代表の25歳クルストヴィッチは今シーズン、レッチェで38試合に出場して12ゴール、5アシストを記録した。

リーズが守備陣強化のためビヨルを獲得するのは時間の問題かもしれない。だが、2年ぶりのプレミアリーグ復帰に向けて準備を進める中、他の3人がエランド・ロードに向かうかどうかはまだわからない。