シャビ・アロンソがエンバペに警告！誰もがすべてのボールを追いかけなければ控えに回すと通告

レアル・マドリーのシャビ・アロンソ新監督は、クラブワールドカップでシモーネ・インザーギ監督が率いるアル・ヒラルと対戦する。『カデナ・セール』によると、その試合を前にレアル・マドリーの選手たちに明確なメッセージを発したようだ。それは努力をしないものは出番もないというもの。これはキリアン・エンバペでさえも、守備に戻ってディフェンダーにプレッシャーをかけることが期待されているとのことだ。アロンソ監督は、昨シーズンの一貫性に欠けるプレッシングを修正することを決意しており、チームに厳格な規律を導入しようとしている。

カルロ・アンチェロッティ前監督の下でトロフィーを獲得したにもかかわらず、守備の一貫性に欠けることが多々あった。それもあり、アロンソ監督は初日から強度、組織力、そして勝利のメンタリティを要求しているようだ。

報道によると、アル・ヒラル戦には新加入のトレント・アレクサンダー＝アーノルドとディーン・ホイセンが先発予定で、ヴィニシウス・ジュニオールやエンバペなどのスター選手もスタメンに名を連ねるとのこと。しかし、スター選手だからといって努力を怠れば控えに回されることから免れることはできない。

アロンソ監督は伝えられるところによると、チームにこう告げたようだ。

「走ることを怠る者にはイエローカードを出す。再度やれば、レッドカードだ」

これはGKのティボー・クルトワでさえも「すべてのボールに向かって走る」ことが期待されている。アロンソ監督は、地位やポジションに関係なく、11人全員が最大限のコミットメントを示すことを要求しているようだ。

レアル・マドリーは6月18日、クラブワールドカップの開幕戦でサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ヒラルと対戦する。これはアロンソ監督の高強度システムの最初のテストとなり、スター揃いのチームが新しく要求の厳しいプレースタイルに適応できるかどうかが問われることになる。