エンバペがレアルのレジェンドであるモドリッチに心温まる賛辞「君は歴史を作った」

レアル・マドリーのレジェンドであるルカ・モドリッチは、木曜日に今季限りでクラブを去ることを発表。歴史的な13年間の在籍に幕を下ろすことになった。この間、彼は6回ものチャンピオンズリーグ優勝、2018年のバロンドール受賞を果たし、スペインの名門クラブ史上最年長出場選手となった。この発表を受け、チームメイトであり代表チームでの宿敵でもあったキリアン・エンバペが、自身のソーシャルメディアアカウントで心温まる賛辞を投稿した。

エンバペはインスタグラムで次のように投稿した。

「ブラテ（兄弟）、今シーズン君と一緒にプレーし、ロッカールームを共にできて幸運だった。真の偉大さとは何かをより近くで見ることができたよ。歴代最高の選手の一人である前に、君は素晴らしい人間だ。君は10年以上にわたって世界最高のクラブの歴史を築き、すべてを勝ち取った。しかし君が勝ち取ったもので値段のつけられないものがある。世界の尊敬と称賛だ。すべてに感謝している、レジェンド」

モドリッチは2012年にトッテナムからレアル・マドリーに移籍し、スペインの『マルカ』によってシーズン最悪の補強と評価された。しかし、彼はそこから忘れられない瞬間を数多く生み出し、キャリア全体を通じて一貫性の象徴となり、上質なワインのように年を重ね、最高レベルでの持続力を示した。モドリッチは来月開催される新形式のクラブワールドカップに参加する際に、コレクションにもう一つトロフィーを加える可能性がある。モドリッチはクラブで28のタイトルを獲得しており、クラブ史上最多タイトル獲得選手として去ることになる。

現在39歳のモドリッチは5月24日土曜日、ロス・ブランコスがレアル・ソシエダを迎えるシーズン最終戦でサンティアゴ・ベルナベウのファンから相応しい別れを受けることになる。カルロ・アンチェロッティ監督もブラジル代表チームに加わるため別れの挨拶を受け、ルーカス・バスケスも相応しい歓送を受けることが予想される。