マン・Cとの契約満了を控えるデ・ブライネが移籍に関する憶測に対して反応「気にしない！」

ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、契約満了後にマンチェスター・シティを去る可能性が報じられている。だが、夏の移籍に向けて海外クラブとの交渉が可能になったにもかかわらず、現在はいかなる噂に対しても言及を避ける形に。デ・ブライネは過去18ヶ月間、怪我に悩まされ、昨シーズン初めから数えるとプレミアリーグでわずか31試合の出場に留まっており、より負担の少ないリーグへの移籍を検討する可能性があるとされる。

ただ、デ・ブライネ自身は、現時点で言えば最高の状態に戻ることだけに集中しているようだ。

記者団から将来について質問されたデ・ブライネは、移籍に関する噂を否定している。

「気にしていないよ。ただ、自分のレベルを取り戻そうとしているだけなんだ。 毎週、良くなっていると感じている。今は90分プレーできるようになった。怪我で不快な数ヶ月を過ごしたんだ」

かつて世界最高のミッドフィールダーでありプレミアリーグ史上最高の選手の一人と評価されたデ・ブライネだが、33歳となった今、シーズン50試合以上を全盛期のようなパフォーマンスで続けることは難しいだろう。マンチェスター・シティ後の将来についての展望は不明だが、身体的な負担がより少ないリーグへの移籍を望む可能性が高い。サウジアラビアへの移籍が取り沙汰されており、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマ、ネイマールなど、他のベテラン選手に続いて最後の大型契約を求めて中東に移籍する可能性はあるだろう。

デ・ブライネは、マンチェスター・シティでの契約の残り6ヶ月を全うし、チームの苦しいシーズンの立て直しを手助けすることを望んでいる。契約満了後は、ヨーロッパや世界中から多くの獲得希望クラブが現れることは間違いなく、その時に決断を下すことになるだろう。