低迷の続くマン・U。ファーディナンドは三選手の売却を推薦「有害で悪いエネルギーのようなもの」

今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは低迷が続いており、最近ではプレミアリーグ第22節ブライトン戦で1-3の敗戦を喫した。この結果にルベン・アモリム監督は、現在のマンチェスター・Uをクラブ史上最悪のチームと評すことに。プレミアリーグ13位へと転落する中、多くの選手が不振に陥っており、今月と夏の移籍市場でスカッドの大幅な整理を求める声が多く上がっている。

マーカス・ラッシュフォード、アントニー、ティレル・マラシアらは今月、クラブからの移籍が噂されている。ラッシュフォードはアモリム監督体制下で1ヶ月以上出場しておらず、ミラン、ドルトムント、バルセロナへの移籍が噂されているが、高額な給与が期限付き移籍を複雑にしている。また、アントニーはスペインのベティスへの期限付き移籍が決定的でマラシアも退団が近いと言われている。

マンチェスター・Uのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏は、自身のポッドキャストで現在在籍する選手の中で三人を手放すことでドレッシングルームの雰囲気が改善されると考えていると明かした。

「アントニーは移籍するらしい。ベティスかどこかだと聞いたよ。とにかく彼らを放出すべきだ！申し訳ないが、正直に言わせてもらう。悪い噂が立ち、全員が移籍を望み、移籍を喜んでいるような、そんなタイプの選手たちが周りにいれば、より一層状況は悪化する。イチから始めよう。不満を持った選手たちがいて、計画通りに行かず、彼らが不満を持っている場合、それは広がっていく。それは有害で悪いエネルギーのようなものなんだよ」

マンチェスター・Uは、アモリム監督のスカッドを適正規模に縮小するため、移籍市場が閉まるまでに数件の放出を完了させることを望んでいるようだ。