クンデがヤマルのバロンドール受賞を支持。デンベレより上位と評価

バルセロナのジュール・クンデは、2030年までクラブにとどまる新たな長期契約にサインした。クンデは契約締結後、メディアに対して、今シーズンの野望を明かし、バルサの新星ラミン・ヤマルとパリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレとの間のバロンドール争いについても見解を述べた。

クンデの発言は、新シーズンに向けた2つの大きな話題に光を当てた。バルセロナのチャンピオンズリーグ優勝への挑戦と、ヤマルとデンベレ間のバロンドール争いだ。ヤマルは昨シーズンのバルセロナの原動力となり、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの3冠を達成することに貢献した。彼の創造性、ゴール、そして年齢をはるかに超えた成熟度により、世界サッカー界で最も輝かしい若きスターの一人となった。

一方、デンベレは2023年にバルセロナを離れてからキャリアを新たな高みへと押し上げた。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇を含む歴史的な3冠をPSGにもたらした。彼の新たな役割とビッグゲームでのインパクトは、PSGの欧州での躍進に不可欠だった。両選手はバロンドール候補者で、この賞は9月22日に発表予定だ。

現在26歳のクンデは、ヨーロッパ最高の賞が究極の目標であることを認め、次のように語った。

「シーズンを始めるたびに目標を設定しているが、バルセロナで過ごした昨シーズンを考えると、チャンピオンズリーグが目標であるべきだが、それは強迫観念ではない」

ヤマルかデンベレかどちらがバロンドールにふさわしいかと問われると、彼は笑いながら認めた。

「難しい立場に置かれているが、謙虚に言うなら、ヤマルはそれにふさわしい。ふさわしいね。でも、良いシーズンを過ごした他の選手がいることも事実だ」

バルセロナは間もなくハンジ・フリック監督の下でチャンピオンズリーグへの挑戦を開始し、欧州での成功に転換することを目指す。バロンドールはさらなる興味の層を加え、ヤマルとデンベレの両者がサッカー界で最も権威ある個人賞を獲得するために競争している。