最優先はバイエルンとの契約更新だが…。キミッヒとレアルが夏の移籍に向けて交渉を開始

ヨシュア・キミッヒは近年、バイエルンで最も安定した選手の一人であり、右バックとしても定期的にプレーするMFは、世界最高峰の選手の一人と見なされている。キミッヒの契約は夏に契約満了を迎えるが、バイエルンとの契約延長交渉はまだ合意に至っていない。

『ビルト』のクリスティアン・ファルク氏によると、レアル・マドリーがキミッヒと今夏のサンティアゴ・ベルナベウ移籍に向けた予備的な交渉を開始したと報告。報道によれば、キミッヒの最優先事項は依然としてバイエルンとの契約更新だが、それが不可能な場合、キミッヒはレアル・マドリーへの移籍を最も魅力的だと感じているようだ。

レアル・マドリーは、キミッヒのバイエルンでのチームメイトであるアルフォンソ・デイヴィスも同様のフリー移籍で熱心に関心を寄せていた。しかし、デイヴィスは事実上、契約を延長し、アリアンツ・アレーナに今夏にとどまることが確定することに。ただ、バイエルンがキミッヒも新契約に署名させるかは依然として不明確だ。

現時点でキミッヒとレアル・マドリーの交渉はそれほど進展しておらず、バイエルンはこのドイツ代表のスター選手をつなぎとめるためにすぐに動く必要がある。