ピックフォード、キャリアをマージーサイドで終えるか？エヴァートンと契約延長で交渉中

『BBC』によると、エヴァートンは長年不動の正ゴールキーパーを務めるピックフォードとの長期契約延長を目指している。ピックフォードは2017年にサンダーランドから当時クラブ史上最高額となる3000万ポンドで加入して以来、熱狂的な人気を博している。マージーサイドのクラブは31歳のゴールキーパーにさらなる長期在籍を望んでおり、引退まで在籍する可能性もある。

ピックフォードにとってエヴァートンでの8年間はジェットコースターのような日々だった。暫定監督を含め9人の指揮官の下で働き、オーナー交代も経験した。降格の危機に瀕したトフィーズの状況と相まって、決して順風満帆ではなかった。しかしデイビッド・モイーズが復帰し、新設のヒル・ディキンソン・スタジアムでは2連勝を飾っている。

最も高額な英国人ゴールキーパーを巡る論争がある。バーンリーはマンチェスター・シティが最近ジェームズ・トラッフォードに3100万ポンド（追加条項を含む）を支払い、売却益分配条項も設定したと主張しており、これはエヴァートンがピックフォードに支払った3000万ポンドを上回る。しかしシティ側はトラッフォードへの支払額はわずか2700万ポンドだと反論している。

ピックフォードは決断を迫られている。31歳のゴールキーパーとして、彼にはまだ大きな移籍の選択肢が残されているかもしれない。しかしエヴァートンを離れるのは、8年を過ごしたクラブを去る苦渋の決断となるだろう。