サッカー日本代表、ワールドカップで10番を着用した選手は？歴代W杯・背番号の系譜

名波浩

1995年にプロデビューした名波浩が初のワールドカップで10番を背負った。同年に日本代表デビューし、本大会メンバーにも名を連ねた。全3試合に先発出場したが、世界の壁は高く、勝利に導くことはできなかった。

中山雅史

日本、韓国開催となったワールドカップでは中村俊輔が落選したこともあり、ベテランでムードメーカーの中山雅史が10番を背負った。出場機会はロシア戦のみだったが、初のベスト16に進出したチームを陰から支えた。

中村俊輔

その後、10番を継承したのが中村俊輔。世代を代表するレフティーが長きにわたって10番を背負い、ドイツ大会でも中心選手となった。初戦オーストラリア戦では先制点を挙げたが、試合には敗れてチームもグループステージ敗退となった。

中村俊輔

中村俊輔が南アフリカ・ワールドカップでも10番となったが、直前に日本代表はシステムを変更。その影響で中村は控えに回り、4試合で26分間の出場にとどまった。この大会を最後に中村は代表引退を発表している。

香川真司

南アフリカ・ワールドカップではサポートメンバーであった香川真司だが、4年のときを経てザックジャパンのメインキャストに。10番を背負って本大会に臨んだ。しかし、大きな期待に応えることはできず、チームはグループステージ敗退。香川個人としても大会のワーストイレブンに選出されている。

香川真司

ブラジル・ワールドカップで大きな失望を味わった香川真司が10番を背負い、中村俊輔に続いて2大会連続で10番となった。初戦のコロンビア戦でゴールを記録。決勝ラウンド16ベルギー戦では乾貴士のゴールをアシストし、高い評価を得た。

南野拓実

今回のカタール大会で10番を背負うこととなったのは南野拓実。森保一監督体制スタートから最も重用されてきた選手であり、大舞台でも10番を背負うこととなった。一方で、所属するモナコでは出場機会を得られておらず、本大会ではどのような役割を担うのか注目が集まっている。

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